ここまで、水まわり設備についてご紹介してきました。
水まわり設備のラストは、キッチンです。
今回はわたしの大好きなリシェルSIの魅力をご紹介していきます!
我が家にとってのキッチン
我が家は一目惚れでキッチン決まりました。
リシェルSIとの出会い
水まわり設備のショールーム巡りをする前に、積水ハウスのショールーム(≠住宅展示場)で展示されている住設を軽く見て回ったことがあります。
そこにはPanasonic、LIXIL、永大、クリナップのキッチンが置いてありましたが、そこで最も惹かれたのがリシェルSIでした。
ふらふら〜っと近寄り、隣にあった収納を開けると、そこにはリシェルSIの扉材サンプルがずらり。
メーカーショールームほどの広さはないので扉は倒した状態で収納されていましたが、最初からそこにあることを知っていたかのようにスッと手に取ったのが『シエルブルー』でした。
そして、この瞬間に我が家のキッチンは決まりました。
キッチンが叶える理想のLDK
ハウスメーカーを探す中で、わたしが最も惚れたLDKの画像はこちらです。


ホワイト、ブルーグレー、ゴールド、そして框。わたしの感性に最も刺さりました。
しかしこのLDKを目指す上での最たる不安は、暗くなりすぎないか?というところ。
我が家は光に弱いわたしのために、窓少なめ・ダウンライトは調光で控えめにする予定なのです。
これを鮮やかに解決したのが、わたしが手にした『シエルブルー』でした。


マットで、明るめの色合いで、手触りもすべすべで、まさに “一緒に暮らしていきたいブルー” 。運命の出会いでした。
しかもこのシエルブルー、こちらのサンプルではわかりませんでしたが、なんと框付きの扉材!


理想のブルーに、可愛い框。
まさに、鮮やかにわたしの悩みを解決してくれたわけです。
他メーカーとの比較
シエルブルーに惚れ込み、他の扉なんて考えられないほどでしたが、それでも他メーカーのキッチンはちゃんと見学しました。
本当に色だけで選んで良いのか?という不安があったため、見学時は機能を重視しています。
展示場に足を運んだ3メーカーについて、簡単にご紹介します。
Panasonic
マルチワイドIH・トリプルワイドIHと横長のIHがとっても便利そう!


これを活かせる広々キッチンが置けるほどLDKが広かったら、Lクラスは候補に残っていたと思います。
また、とにかく面倒がりなわたしには水垢を防ぐスゴピカ素材のシンクも魅力的でした!
ただ、シンクの水垢まで気にするか?と言われるとわたしは全く気にしないので、ステンレスで十分妥協できると判断しました。
タカラスタンダード
タカラスタンダードといえばホーロー! 収納はあちらもこちらもホーローです。
そして、ワークトップには洗面化粧台の見学で惚れたクォーツストーンカウンターが。


また、タカラスタンダードの『家事らくシンク』にはアシストスペースとミドルスペースがあり、かなり魅力的でした。


TOTO
TOTOといえばきれい除菌水。
キッチンではシンクに採用されているので、まな板などを洗うときに重宝しそうです。
以上が他メーカーを見学した感想ですが、シエルブルーを諦めてまで乗り換えたいと思える機能はありませんでした。
というわけで、次はLIXILのリシェルSIの機能をご紹介します。
リシェルSIの機能紹介
LIXILの最上位モデル リシェルSIについてご紹介します。
ワークトップ
最もグレードが高いのはセラミックトップです。
熱にも傷にも汚れにも強く、カラーは5色ありますが全て異なる表情を持っていて素敵です。
前述の積水ハウスのショールームで真っ先にリシェルSIに惹かれたのは、グレーズグレーのセラミックトップが非常に美しく、ひときわ重厚感があったためです。


きっかけとなったこのグレーズグレーは我が家では採用しませんでしたが、このざらついた表情が今でもとても気に入っています。
ちなみにセラミックトップの欠点は、物を落とした時に物の方が割れやすかったり、カウンターに体重を預けて作業するとエプロンなどがほつれてしまうという点。まさに長所の裏返しです。
シンク
グレードが最も高いのはハイブリッドクォーツシンク。熱や傷、変色に強い素材です。
先ほどのグレーズグレーのセラミックトップのご紹介に使った写真がハイブリットクォーツシンクです。
カラフルでコーディネートを楽しめるのは人造大理石シンク。丸みを帯びたデザインにパステルカラーがとても可愛いです。
そして家事楽にはステンレスのWサポートシンク。


タカラスタンダードの『家事らくシンク』同様、ミドルスペースがあり家事をサポートしてくれます。
水栓
LIXILのハンズフリー水栓はわたしの一押しです!
感度も抜群で操作が非常に快適。センサーが2ヶ所あるところがポイントです。
最初は「センサーがうまく反応してくれないとストレスになるから…」とハンズフリーは検討から外していましたが、LIXILのショールームで触ってみて感動し、ハンズフリー水栓に変更しました。
ちなみに、浄水器付きは3色あります。


ブラックもシャインニッケルも素敵で惚れ惚れしてしまいます。
ですがなんと、こちらは色の違いだけで差額が発生します!!
レンジフード
LIXILのオリジナルであるよごれんフードは、ファンのお手入れが不要! 家事楽を目指す方におすすめです。
とはいえ全くお手入れが不要とはいかず、油がファンに届くのを防ぐ回転ディスクは3ヶ月に一度洗う必要があり、回転ディスクによって分離された油がたまるオイルトレーは普段からお手入れする必要があります。
しかし、回転ディスクもオイルトレーも簡単に洗い流せる仕様になっているので、他のレンジフードよりも格段にお手入れが楽であることは確かです。
シンク下&コンロ下収納
LIXILの特徴は、斜めに開くらくパッと収納。


包丁や調理器具を立てて収納することができ、非常に使い勝手の良い設計です。
斜めに開く部分(パッとポケット)と上部のスライド収納(パッとシェルフ)は取り外すこともできます。
外した方が若干ですが価格も下がります。
また、オプションでシンク下収納脇にコンセントを設置することができます。


これは付けておいた方が絶対に便利! 色も3種類から選べます。
システム収納
カップボードはフロアキャビネット、中台、ウォールキャビネットの3種類で構成されています。


フロアキャビネットの高さは2種類。カウンターはワークトップ同様にセラミックや人造大理石が選べます。
我が家では採用しませんでしたが、下の画像のようなキッチンクローゼットでコーディネートすることも可能です。


家電を隠したり、パントリーまで作ることができちゃいます。
LIXILショールームで感じたこと
元々シエルブルーに惚れ込んだ状態で訪れたLIXILショールームですが、とにかく楽しい!
展示も間隔が広くて各展示が見事にコーディネートされているし、どのスタッフさんに当たっても気持ちの良い対応をしてくださります。お陰様で7回ほど行っても毎回新鮮に楽しむことができました。
トイレや浴室はTOTO、玄関洗面はPanasonicと実際に導入するメーカーはばらけていますが、「好きなメーカーは?」と聞かれれば間違いなくLIXILと答えます。
というわけで、次回は我が家のリシェルSIの仕様をご紹介します!
本当は一つの記事にまとめたかったのですが、リシェルは何度も仕様変更をしたので、過程を追うかたちでご紹介していこうと思います。