積水ハウス シャーウッドで建築中のゆり(@yurinoie)です。
今回は注文住宅の醍醐味、間取りを考えるお話です。
そのバルコニー、そのお部屋、本当に必要ですか? その広さ、本当に必要ですか?
結構大胆にとある部屋を削った我が家が、その決断に至った理由をご紹介して行きます!
我が家の間取りをご紹介
我が家は30坪の2階建てとしては珍しい構成の間取りです。
どこが珍しいかわかりますか?

バルコニーがない!



それも正解



洗面台が3つある!



それも正解



2LDK!



そう! 今回のテーマはそれが大正解!
ゆりの個人部屋がない
2階建て30坪。
決して広くはないけれど、極端に狭くもない、普通なら3LDKを作るレベルの広さです。
DINKsといえども、主寝室+夫部屋+妻部屋で3部屋取るのが一般的だと思われます。
でも我が家は2LDK。わたしのお部屋がありません!
以前、間取りの優先順位を考える【要望シート】を作りました。


わたしの個人部屋が消えたのはまさにこの時です。
以前の記事ではサラッと書きましたが、今回は掘り下げてご紹介していきます。
今の住まい
今はマンションに住んでいます。
でもちょっと特殊なマンションで、1階が他の施設になっており、建物の2階と3階が我が家というメゾネットのようなマンションです。


間取りの構成は、2階がLDK+水周り全般。3階が洋室×2とトイレ。
LDKに2人暮らしとは思えないサイズのダイニングテーブルを置いてしまったので、2階にリビングと呼べるようなスペースはありません。
3階のお部屋の片方は主寝室+クローゼットとして使っています。
ということで、3階の結構広い洋室に液晶ディスプレイやソファ、本棚を置いてセカンドリビングにしました。
セカンドと言っても、我々は2階のLDKをリビングとみなしていないので、実質3階がメインのリビングのようなものです。



なるほど、既に個人部屋を持っていない生活をしていて不満もないから自分の部屋をなくしたのね!



残念! 不正解でもないけれど、一番の理由は他にあるの
2階のセカンドリビング…せっかくディスプレイを置いて、IKEAの中では一番高かったソファを置いて、ラグまで敷いたのに、なんとこのお部屋で寛いだり遊んだりしたのは最初だけなのです!
だらけたり横になったりするには向かない2階のダイニングソファで、窮屈になりながらだらけたり横になったりしていたんですよ。
ここにわたしの性格が詰まっていると思いませんか?
そして、家づくりにおいて重要なポイントも。
怠け者向けの間取り?
どうやら、わたしは移動を極力避ける生き物のようです。
食後もそのままダイニングでだらだら。
帰宅後もそのままダイニングでだらだら。
お昼寝したくなったら窮屈ならダイニングソファに身体を丸めてごろごろ。



たった数秒を犠牲にして3階へ行くだけで、好きなだけ身体を伸ばしてソファに寝転がれるのに!



わかってる! でも広くて快適な空間に行くよりその場でだらけることを選んじゃうの
ということは…
- 新居の2階に個人部屋を作っても使わない
- お風呂洗濯メイクなど水周り作業以外はなんでもできる、広くて快適なLDKづくりに力を入れるべき
そう、これこそがわたしにとって最高の家なのです!!
1.8帖の書斎
わたしの仕事や趣味はPCを使うことがほとんど。
そこでリビングの真横に1.8帖の書斎を作ってもらいました。
アール壁でやんわり仕切り、適度な籠り感と監視感。


1.8帖でデスクが大きめなので、あまり空間に余裕はありません。そこが良いのです。
散らかせるほどの余裕もない。寝転がるほどのスペースもない。
でも椅子をくるっと回せば目の前は快適リビング。



だから集中力のないわたしでも、アール壁を境にオンオフの切り替えができるようになる!(たぶん
実家ではどうだった?
実家はマンションだったので、自宅の中に階段はありません。
新居と同じく長方形のLDKがあり、隣接していたのは、和室と水まわり。
わたしの部屋はLDKから一番離れた場所にありました。



とはいっても、10歩くらいで部屋のドアまで辿り着けるくらいだった気がする
そこでわたしがどう暮らしていたかといえば、やっぱりリビングにいる時間の方が長かったです。
ノートPCは部屋に置きっぱなしでした。持ち歩くほうが面倒だったので。
PCで遊びたい時だけ自分の部屋に行っていました。
ちなみに小中学生の頃はお部屋に置いていた漫画をよく読んだり、お絵描きをしたりして過ごしていたのでお部屋にいる時間の方が長かったかもしれません。



描いた絵を絶対に親に見られたくなかったんだもの
まとめ
生活スタイルや性格に合わせた家を作れるのが注文住宅の醍醐味!
我が家はわたしの個人部屋を削ったお陰で、約20帖のLDKも、ランドリールームも、WICも、快適な水まわり導線も、全て叶えることができました!
ちなみに我が家は、もし土地が広くてお金があっても、家のサイズは今くらいにしたと思います。
わたしってどれだけ大きい収納があっても、絶対に辺り一面散らかすマンなんですよ。
お掃除もお片付けも苦手です。
なので目的に合わせた適度なサイズってかなり大事です。
“一般的”な間取りにとらわれず、一度自分たちに本当に必要なものは何か、優先したいことは何か、じっくりと考えてみてくださいね。
素敵な家づくりができますように!