積水ハウス シャーウッドで建築中のゆり(@yurinoie)です。
今回は、カーテンの選び方についてをご紹介します!
必要な機能を考えよう

カーテンには様々な機能があります。
ウォッシャブル、防炎、防音、遮光、遮熱、断熱、断熱、ミラーなどなど。

どの性能を求めるのか、はたまた見た目重視で選ぶのか、最初に決めておくと選びやすくなりますよ
特に重視したい性能について、一つずつご紹介していきます!
ウォッシャブルはどんな人に必要?
皆さんはカーテン、洗っていますか?
ドレープカーテンは年に1回、レースカーテンは年に2~3回洗うと良いそうです。
わたしは…実家を出て今の賃貸に引っ越してきてから3年間、カーテンを一度も洗っていません。
それなりに汚れているのでしょうが、普段の生活で気になったことは正直なところ一度もないのです。



でも、3年で気にならなくても5年経てばさすがに気になったりするかも…?
となれば、わたしと同じタイプの方々にウォッシャブルが必要かどうかは、カーテンの寿命にも関わってきそうですね。
カーテンの寿命
カーテンの寿命は、ウォッシャブルカーテンを適切な頻度で洗濯する前提で4~5年と言われています。
洗濯の頻度が高くなれば傷むのも早くなりますし、陽当たりが良い場合にも寿命が縮まる傾向にあります。



そういえば実家のカーテンは、紫外線にやられて繊維がポロポロ取れてきてから交換してたな
洗う頻度が目安より少なかったり、北側の窓だったり、家にいない間はシャッターを閉めるなどの対策をすれば10年以上使える場合もあります。
(あくまでも「気にしなければ使える」というだけです)
ウォッシャブルはどんな人に必要?
カーテン選びでウォッシャブルを重視するかは、以下の基準で選ぶと良いでしょう。
ウォッシャブルにするべき
- カーテンを洗いたくて、かつ長持ちさせたい方
- 小さなお子様やペットがいる・その予定がある方
- ハウスダストなどに敏感な方
ウォッシャブルでなくても良い
- カーテンを洗う気がなく、4〜5年で買い換える方
ウォッシャブルはあるに越したことはない機能。
でも、生活スタイルから不要と感じるならば『必須』と考える必要はありません。



ただし、水回りのカーテンはカビが生える可能性があるので要検討です!
洗わない方に朗報!
ウォッシャブル性能に関係なくお手軽にできるお手入れがあります!
それは…ホコリ取りでサッと撫でること!
カーテンの汚れは大半がホコリなので、洗濯の予定がない方にこそ是非実践していただきたいお手入れです。



上から下までサッと撫でられるよう、取っ手が長いホコリ取りがオススメです
遮光性能とは? ランクにも注意!
ウォッシャブルと同じくらい重要なのが、遮光性能です。
遮光性能はなんと、7段階に分かれています。
遮光3級 遮光2級 遮光1級(C) 遮光1級(B) 遮光1級(A) 遮光1級(A+) 遮光1級(A++)
一口に遮光生地といっても、一番ランクの低い遮光3級だと想像した効果が得られないかもしれないのでランクは要チェックです!
遮光生地の特徴
遮光のランクが上がるごとに、分厚くて重たくなったり、濃い色ばかりになったりします。
色が濃くなるのは生地に黒い糸を織り込むためです。
例えば、こちらピンク系の遮光2級生地ですが…


こんなふうに、断面から黒が覗いています。
その黒い糸が、よく見ると生地全体にも斜めに見え隠れしているのがわかりますでしょうか?
黒が混ざるとどうしても暗いカラーになりがちなため、遮光生地には白系のカラーが少ないのです。
好みのカーテンに遮光性能がないときの裏技
好きな生地にとことん遮光性能がない…そんなあなたに朗報!
裏に遮光生地を縫い付けるという方法があります。
性能にこだわりすぎて好きな生地を採用できないのはもったいないですよね。
裏に遮光生地を縫い付けたら、外から見たときに真っ黒なカーテンに見えるんじゃ…と思われるかもしれませんが、ご心配なく。
色も厚みも薄い遮光生地があります!


色味がうまく出ませんでしたが、シルバーのようなベージュのような色で遮光1級(A+)です!
外から見えるのはこの明るい色味になります。
ちなみに、折り返してみるとアクリル樹脂コーティングが施されてツルツルしています。
こちらもお写真だと暗めに見えますが、実際は裏面はクリームイエローのような色。





また、シャッターとの併用も考えると選択肢が広がりますよ!
プライバシーに配慮?ミラーと遮像は別物!
外から室内を見られたくない方におすすめのレースカーテンが、ミラーレースカーテンや遮像カーテンです。
ミラーカーテンは生地に光沢糸を使用しており、昼間の明るい時間に外から見えづらくなります。


メリットは、室内側からは外が見えてUVカット効果もある点。
デメリットは、外が暗いと室内が見えてしまう点。
そんなミラーカーテンのメリットとデメリットを反転させたのが、遮像カーテンです。
遮像カーテンは外が暗い時にも透けづらくプライバシーを守るには最適ですが、室内からも外が見えない・風通しが悪くなるなどのデメリットがあります。



人通りの多い歩道にLDKの掃き出し窓が面していたりするなら、遮像カーテンもアリかも!
ショールームに行ってみよう
カーテン選びにおいて大切なことがもう一つ。
それは、実物を手にとって見ること!!
行ける距離にショールームがある場合は、是非足を運んでみましょう。
我が家はメーカーショールームに通う前に、積水ハウスのカーテンフェアにも参加させてもらいました。



カーテンフェアで好みを伝えるとオススメのメーカーを教えていただけたので、後日自分たちで予約してメーカーショールームにも足を運びました
カタログやお取り寄せして手に入る小さなサンプルとショールームにある大きなサンプルでは、かなり印象が変わることもあります。
また、カーテンは光沢の有無なども印象に大きく関わるので、是非なるべく大判で見てください!
ワンポイントアドバイス
ショールームへ行く際にオススメなのが、壁紙サンプルなどを持参すること!



わたしはショールーム関連へ行く時は常に壁紙を持ち歩いており、ロールスクリーン選びの時にはサニタリールームのクッションフロアサンプルも持参しました
単純な色味比較にも役立ちますし、空間のイメージもしやすくなります。
また、ショールームで気に入ったカーテンがあったら窓の近くに持っていって陽の光を当ててみましょう。
似た色味の2種類のカーテンを窓際で比較してみると、また印象が変わってくることもあります。
サンプル請求をしよう
たとえショールームで大判のサンプルを見られたとしても、サンプル請求は必須!
複数のメーカーを見て回る場合、自宅に戻ってから他メーカー品と比較できると便利です。



インテリアを選ぶ時にも壁紙とカーテンのサンプルを持参するとかなりイメージが湧きやすくなりますよ
ちなみに、請求方法によってサンプルサイズが変わる場合があります。
自分でも積水ハウス経由でも同じ型番製品のサンプルを取り寄せてしまったことがありますが、積水ハウス経由で届くサンプルの方が大きいカーテンがありました。
自分で請求したものの、サンプルが小さすぎる!という時は一度ハウスメーカーに相談してみると良いかもしれません。
まとめ
カーテンを選ぶ時は、
- 必要な機能を確認する
- 生地の実物に触れてみる
- 壁紙やインテリアと合わせてみる
この3つのポイントを抑えておきましょう。
次回は我が家が実際に選んだカーテンをご紹介します。お楽しみに!