やってきた土地ブルー
素敵な土地に出会えた翌日の月曜日。
日中はインターネットで周辺地域の情報収集をして過ごし、夜は主人と話し合い、買い付けを進める方向で固まりました。
検討中の各ハウスメーカーにも至急連絡し、参考プランを作っていただくようお願いしています。

わー…! 遂に土地が決まる!
しかし火曜日の朝、わたしは情緒不安定になりました。
不安の正体



どうしよう、仕事にまっっったく手がつかない。無性にそわそわする
本当に素敵な土地に出会えたと思っています。
これ以上の土地が今後出てこない保証は勿論ありませんが、たくさん出した条件をほぼほぼクリアしてくれました。
実際に駅から歩いてみると、歩道は広いし視界も開けていて、同等の土地は今後出てこない可能性の方が明らかに高いと思えます。



それはわかってる! でも漠然とした巨大な不安があるの。この土地はやめておけという啓示?!



…ん? 『理由のない漠然とした不安』…?
この不安に、“見覚え”がありました。
主人との結婚が決まった時、ゼクシィだか何だかの記事で読んだマリッジブルーの体験談と全く一緒なのです。



今まで一度もこの手のブルーを経験しなかったけど、遂に来たのね…



OK、マリッジブルーと同じなら土地は悪くない。原因は確か環境の変化に対する不安で、ブルーを乗り越えて幸せになれた夫婦は多い。ということは、この不安もわたし自身で解決できるはず!
勇ましいようですが、この日は仕事にもろくに手が付かず常に何か調べていないと落ち着かない状態でした。
解決方法
結論から言うと一日で解決しました!
解決するためにやったことは2つ。
信頼している営業さんに相談
わたしが一番信頼している営業さんはスウェーデンハウスの担当Sさんです。
Sさんからは火曜日の朝までに間取りプランが2パターンも届いていました。
そこでお礼のメールのついでに、「土地の決定について現在悩んでおります。お休みのところ大変恐縮ですが、電話で今後の話をお伺いできませんでしょうか。」と聞いてみたところ快諾!
Sさんには頭が上がりません。
お昼休みに早速電話をかけて、ローンのことを何も考えていなかったが間に合うか、実印を持っていないが大丈夫か、などなどたくさん質問させていただきました。



目まぐるしいスピードで物事が決まっていくので心が追いつかなくて…。昨日は購入の方向で固まったのですが、今とても不安になり悩んでいます
「大きな買い物なので仕方ないです。今回の土地は条件もほとんど満たしていて形も綺麗なので、かなり良い物件と見ています。私としては、このまま進めて良いんじゃないかと思いますよ」と心強いお言葉をいただきました。
もちろん信頼しているとはいえ相手はハウスメーカーの営業。彼が言うから間違いない!とまではいきません。
ですが、お陰様で気持ちは少し落ち着き、午後はまともに仕事をすることができました。
普段なら相手の休日に構わず電話をかけるなんてことはしないのですが、今思い出してもこの時は相当弱っていました。
土地決定ってそういうものなのでしょうか。
三度目の現地へ
仕事が終わると、そのまま現地へ直行しました。
1人で行く予定でしたが、主人と不動産屋さんのUさんに報告した結果ふたりとも現地に来ることに。



少し早く着いたし、住んでる感覚で今日はスーパーに寄ってから行こう!
道は明るいし、スーパーは広いし、日用品ならなんでも揃いそうな大きな建物で一安心!
いよいよ三度目の現地へ向かいます。



今日は1人だし、前回以上に周りを見ながら歩こう!
現地までの道は、やはり歩道が広く確保されていて平坦で歩きやすく、だんだん気持ちが落ち着いてきました。
駅から近いと言えば嘘になりますが、この条件で30坪の家が建つならとても条件の良い土地です。
現地に着くと、一足先に不動産のUさんが到着していました。
そして主人は電車遅延にハマってしまい、わたしはUさんと一時間ほど突っ立って待つことに。この一時間が、わたしの不安に効きました。
分譲地自体は10区画とも更地ですが、その周りには家が建っています。 時々人が歩いていたり自転車が通ったりするものの、ずーっと静かでした。
空気が気持ちよくて、改めて良い場所だと実感することができ、朝からの不安がすっかり解消されたのでした。
主人がようやく到着したところで近くのファミレスへ入り、今後の流れを聞いて申込書を受け取り解散。
翌朝に買い付けを進め、無事に土地を抑えることができました!



メーカー探しを初めてから土地決定まであっという間でした…



ここからは頭を切り替えて、限られた時間でメーカー決めだね。頑張ろう