今さらながらフォトウェディングレポート!
もうそろそろ3年経ちますが、どなたかのご参考になれば幸いです。
スタジオ選び
スタジオ選びはとっても重要!
スタジオ選びで、理想のフォトウェディングになるかどうかの7割が決まると思っています。
HPを見て、自分の目指す雰囲気のサンプルが多いスタジオを選びましょう。
ポイント1:自然体or作り込み
ウェディングフォトのスタジオは『自然体のふたりを撮る』タイプと『バチバチに雰囲気を作り込む』タイプがあります。
『バチバチに雰囲気を作り込む』タイプがお好みなら、そのスタジオが『どんなメイクやスタイルに美しさを感じ』『どんな感性を持っているか』が非常に重要になります。
わたしは成人式の前撮りで一度失敗しました。
「可愛い感じが好きです」と伝えて仕上がったものがあまりにも好みとズレており、『可愛い』を全く共有できていなかったのだと気づいたのです。
そのため、今回はかなり慎重に探して、HPの写真が全体的に好みだったスタジオを選びました。
『自然体のふたりを撮る』タイプをご希望なら、出張撮影サービスもオススメ。

ドレスやヘアメイクを自分で手配する必要がありますが、スタジオ撮影よりもかなり価格を抑えて素敵なフォトウェディングが叶います。
わたしはスタジオ撮影を選びましたが、友人がこちらのサイトを使って素敵なフォトを撮っていました!
ポイント2:衣装の点数
スタジオ撮影なら、選べる衣装も要チェック!
せっかく素敵なスタジオでも、思い描いていたようなドレスが無いとモチベーションが下がってしまいますよね。
HPに衣装リストがあるスタジオが多いので、好みのタイプを多く取り揃えているか確認してみてください。
わたしが選んだスタジオ
わたしが選んだスタジオはこちら。
『バチバチに雰囲気を作り込む』タイプです!
七五三や成人式などの前撮りもされているスタジオで、東京原宿と北海道札幌の2店舗があります。
また、パートナーがいなくてもドレスアップして撮影したい方向けの『ソロウェディング』でも有名なスタジオです。
モデルさんのように美人でないわたしでも、ここならきっと今までで一番可愛くしてくれるはず!と思い、こちらを選びました。
この記事の後半でスタジオaimのレビューもしていますので、宜しければご覧ください。
プラン決め
スタジオが決まったら、次はプランを選びます!
プラン選びのポイント
プランを選ぶ時は、以下の点に気をつけましょう。
撮影場所
屋外のロケーション撮影と、屋内でのスタジオ撮影と選べる場合があります。
スタジオによっては、両方選べる贅沢プランも!
衣装
何種類着られるのか、ランクアップ料金は設定されているか、アクセサリーレンタルはどの程度できるのか…このあたりは要確認です!
補正下着をお持ちでない場合、補正下着のレンタル有無も確認しておくと良いでしょう。
ヘアメイク
せっかくの撮影なので、ヘアメイクも重要ですよね。
新婦のヘアメイクはセットになっているところが多いと思いますが、新郎のヘアメイクはやっていないスタジオもあるので要確認です!
背景数
貸切でない限り、どこでも自由に撮影できるわけではありません。
選べる背景数が決まっている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
カット数
何枚写真を撮ってくれるかはかなり重要!
カット数が多いと、様々なポージングのお写真が撮れます。
データ数
撮ったデータをすべてもらえるとは限りません。
全データお渡しのプランがオススメですが、金額が跳ね上がることもあるので、用途に合わせて選びましょう。
アルバム
アルバムにも色々あります。
そもそもアルバムがついているのかどうか、ついているならどんな装丁なのか、ページ数はどの程度かなど確認してみてください。
レタッチ
メイクでカバーしきれないコンプレックスはレタッチで解消できるかも!
レタッチの有無と内容、料金もしっかり確認しておきましょう。
わたしが選んだプラン
めちゃめちゃ贅沢しました。
セットプラン+キャンペーン適用+オプション、その他諸々の手数料なども含め総額35万円(税込)。
プラン詳細は以下の通りです。
(今は同じプランがなくなってしまったようなので、どの部分がキャンペーンやオプションなのかは伏せます)
スタジオ撮影
新婦衣装4着(ランク縛りなし)
新婦ヘアメイク3回
新郎衣装2着(ランク縛りなし)
新郎ポイントヘアメイク1回
アクセサリー・小物レンタル
背景6種
アルバム(ランク縛りなし、レタッチあり)
全撮影データ+アルバム用レタッチデータ
なお、カット数や撮影時間は特に決まっていませんでしたが、以下の結果となりました!
撮影準備
スタジオを選んだら、当日に向けての打ち合わせが始まります。
ドレス決め
わたしが選んだスタジオは、衣装リストがHP上にあったので、まずはそこから検討をつけていきました。
気になるドレスをメールで連絡し、事前打ち合わせで試着します。
試着時は、正面、真横、後ろ姿を写真に収めておきましょう。
ついでにブランドも確認しておくと、ネット検索で着用例を探しやすいのでオススメです。
当日着るドレスが決定したら、確実に着られるようにドレスを予約します。
わたしは北海道のスタジオにしかないドレスでどうしても着たいものがあり、お取り寄せしてもらいました!
なお、お取り寄せの場合は試着ができません。
(…が、この頃同時進行で挙式の打ち合わせも進んでおり、式場の提携サロンに同じドレスがあったため、ちゃっかりそちらで試着しておきました。)
撮影指示書 作成のポイント
指示書なるものを作成しました。
指示書と呼ぶのは偉そうで気が引けましたが、『指示書』という名前で広まっているようなのでそれに倣ったかたちです。
指示書には作成のポイントがあります。
- 参考画像を添えること
- 『理想』と併せて『NG例』も書くこと
- ヘアメイクとポーズは別々に作成すること
この3点を抑えるだけで、良い指示書が作れます!
参考画像
「可愛いのが好きです」と書いても、「この人にとっての”可愛い”ってどんなのだろう?」と思われてしまいます。
なるべく具体的に記載し、そこに画像まで添えれば、目指すイメージが的確に伝わります!
NG例
人によって感性は異なるので、スタジオ側は「参考画像と似ている」と思っていても、自分にとっては「全然違うもの」というケースも少なくありません。
そのため、NG例も必須です!
画像を添える場合は、同じワードで画像検索をして『理想』と『NG例』を拾うのがオススメです。
例えばヘアスタイルでポニーテールを希望する場合、『結婚式 髪型 ポニーテール』で調べて、「これが理想!」と思った画像と「これは違うな…」と思った画像の両方を保存して、指示書に添付します。
メイクについては、的確に伝わりそうな画像を探すことが難しかったので、基本的に文章のみにしました。
その代わりに、認識のズレを防ぐため、「○○なので✕✕にしてください」のように『コンプレックス』と『なりたい姿』を具体的に記載するように工夫しました。
指示書を分ける
ヘアメイクさんとカメラマンさんは別の人です。
指示書がある場合、印刷して手元に置きながら当日のヘアメイク・撮影を進めることが多いと思います。
余計な情報が邪魔になって、大事な情報を見落とされてしまわないよう、指示書はページを分けて作成することをオススメします。
ヘアメイクの指示書をチラ見せ
さすがにそのまま晒すのは恥ずかしいので、だいぶぼかしたものを載せます。

かなり情報が詰まっているように見えますが、「この部分はよくわからないのでお任せします!」と丸投げしている部分もあったりします。
撮影当日
スタジオ選びから打ち合わせまで、準備お疲れ様でした。
特に女性は、エステやサロンに通ったりもして念入りに準備をされてきたことでしょう。
本番とも言える撮影当日は、流れに身を任せるだけです!
当日にやるべきことを考えていても、きっと思い出す暇もなく、慌ただしく時間が過ぎ去ってしまいます。
もし「当日スタジオにこれをお願いしよう」などと考えているのであれば、前日の夜でも良いので事前にメールで済ませておくことをオススメします。
スケジュール
撮影は以下の流れで進みました。
スタジオ貸切ではなかったので待ち時間が発生することもあり、かなりの長丁場となりました。
ドレス撮影の注意点
当日は基本的には流れに身を任せるだけですが、当日これだけは意識してほしい!というものをお伝えします。
それは、ずり落ちるドレス。
式場提携のドレスサロンとは異なり、スタジオはどのドレスもワンサイズでの用意が基本です。
そのため、多くの人が着られるように大きめのドレスばかりが用意されています。
わたしは身長159cmで、平均的な身長ですが、いくら背中のリボンで調節しても、どのドレスも油断するとすぐに胸元からずり落ちてきました…。
オーダーで作った補正下着を着用していましたが、ドレスの重さには全く敵いません。
カメラマンさんもメイクさんも気にしてはくれますが、みるみるうちにズルズル下がってくるので、ご自身でもこまめに直すことをオススメします。
〈おまけ〉オフショット
ソロ撮影の間、主人が何枚か撮影風景を記録してくれていました。
少しだけお気に入りのオフショットを載せておきます。


カメラマンさんが撮ってくれたお写真は、また後日ご紹介します!
撮影後
撮影後は、全撮影データがアップロードされているURLをもらえるので、その中からアルバムに使いたいお写真を選びます。
わたしが選んだアルバムは30~40枚のお写真を選んでデザインしていただくものでしたが、330枚超の中から40枚に絞るのはかなり難しかった…!
写りが良いものをばかりを選びたくなりますが、見ていて飽きないアルバムにするために、なるべく背景やポーズが被らないものを選ぶのがオススメです。
また、アルバム内では元のお写真を切り取ったり丸枠に収めたり半分透かしたりなどの加工がなされるため、アップのものと引きのものをバランスよく織り交ぜましょう。
スタジオaimレビュー
最後に、お世話になったスタジオaimさんのレビューを載せておきます。
内装
お洒落で華やかなスタジオですが、HPやInstagramから想像していたよりもお部屋はかなりコンパクトです。
しかし、大道具(デスク、ベッド、ソファなど)を動かすことにより多種多様な背景を実現!
わたしのプランは背景を6種選べるものでしたが、もっと多くの背景で撮っていただいたように感じるくらい、ひとつの背景で様々な表情を見せてくれました。
衣装
ふんわりボリューミーなプリンセスラインが多めです。
試着がとても楽しかった!

とはいえ、同時進行で挙式のドレス決めもおこなっていたため、式場提携のドレスサロンの豪華さには敵わないと感じたのも事実。
原宿店と札幌店があるので、HPのドレスリストやInstagramからお気に入りのドレスを探して、お取り寄せも検討してみてください。
わたしは原宿店のドレスだけだと今一歩満足できませんでしたが、北海道からのお取り寄せも利用した結果、4着とも大満足な衣装を着ることができました。
ヘアメイク
3パターンをお願いしましたが、どれも素敵に仕上げてくださりました!
特にヘアセットは、事前に『指示書』で画像を添付してお願いしましたが、再現度が高く感動しました。
メイクは意外にも和装のメイクが一番お気に入り。
白無垢に合わせてしっかりめのメイクだったので、一番変身度が高いからかな?
小物
ブーケは何種類かあります。
わたしはドレスに合わせて3種類使わせていただきました!

和装では扇子(末広)、和傘など。
特に申し出なくても、すべて撮影の場でササッと用意してくださりました。
プラン
通常のスタジオプランだけでなく、ロケーションプランやスタジオの貸切プランなどもあります。
価格を抑えたい方向けにコンパクトなプランもあり、多種多様なニーズに対応している印象です。
あとは、正直に申し上げると、いつも何かしらのキャンペーンを実施している気がします。
「キャンペーンのために契約を急がなきゃ!」と焦る必要はあまりないと思いますが、キャンペーンの内容はその時々で変わるので、「今のキャンペーンが過不足なくてお気に入り」という方は急いだほうが良いかも!
雰囲気・サービス
契約時や事前打ち合わせは、式場のプランナーさんのような雰囲気とは異なり、事務職員さんのイメージです。
特にそれが問題になる場面はありませんが、こだわりが強いお方は、提案を待たずに自分で調べて要望を伝える行動力が必要です。
撮影当日に初対面となるメイクさんやカメラマンさんは、とにかく明るくて、ひたすら、過剰なくらいにたくさん褒めてくださります。
嬉しくて笑顔、というよりは「そこまで褒める?!」という戸惑いで笑ってしまうレベル。
でも、お陰様で明るく和気藹々とした雰囲気で撮影していただけました。
アルバム
グレードが何種類かありますが、高いグレードのものだとかなりしっかりした造りになっています。
わたしは可愛らしいデザインに惹かれ、『マカロン』というシリーズを選びました。今はもう扱っていないようです。
表紙はベロア調で、形は正方形。同じ内容で、普通サイズとミニサイズのアルバムの2冊セットになっています。

我が家では小さいほうのアルバムを、挙式で使ったリングピローと並べてニッチに飾っています!